職場体験

2018-03-20

3月も半ばを過ぎました。4月からの新生活準備をする方も多いこの時期、自分の時はどうだったかなと当時を振り返ったりしています。福井県福井市の矯正歯科みねた、スタッフの吉成です。

 

矯正歯科みねたでは、昨年の秋、中学2年生の職場体験学習の受け入れを行いました。

中学校では後日、生徒による職場体験発表が行われました。当院での職場体験についての発表内容をご紹介します。

 

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私は「矯正歯科みねた」で職場体験をしてきました。みなさんは矯正歯科のことについて知っていますか?歯科医院は怖いというイメージを持つことはありませんか?でもここはとても明るい雰囲気のある場所です。

矯正歯科では人工的なものを使わずに治療し、自分の歯で一生過ごせるようにサポートします。矯正歯科みねたでは「姿勢、笑顔、あいさつ、言葉遣い」を大切にして、人に寄り添う仕事をすることを心掛けています。また、季節のイベントに合わせた飾りつけや、窓にはダイナミックな絵が描かれています。みなさんはこんな歯科医院に行ったら少し不安が解消されると思いませんか?患者さんの心配や不安を少なくするためにぬいぐるみなども置いてあります。

 

私が体験して一番印象に残った仕事は、消毒室での仕事と技工室での仕事です。みなさんはこれらの仕事を知っていますか?実はこれらは人前に出る仕事ではありません。技工士の仕事は矯正に使う器具を作ること、歯の模型を石膏で作ることです。クリーンスタッフの仕事は治療に使ったミラーやピンセット、細かい器具を滅菌状態にすること、カルテの整理をすることです。私は体験してみてから人前に出ないような仕事にも重要性があることを知りました。

 

この職場体験で学んだことは、人の役に立つ楽しさ、陰ながらに職場を支えること、つまり、人前に出なくても誰かのために一生懸命働くことの大切さです。仕事をするということは大変なことが多いです。でも、その中に楽しみを感じることができるため、続けることができると気付くことができました。私が将来、仕事に就いた時、人の役に立つことを楽しみややりがいとできるように今回の経験を活かしていきたいです。

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2日間という短い時間ではありましたが、当院の仕事についての話を聞き、実際の仕事体験を通して「働くということ」についてしっかり学んでいってくれました。また受け入れた私たちにとっても、改めて自分の仕事を見つめる素晴らしい機会となりました。

 

 

2月~3月、冬の時期に、福井県の多くの中学2年生が立志式を行います。将来の決意や目標を立て、大人の仲間入りをする自覚を深める式です。

福井にゆかりのある橋本左内は、数え年15歳(実際は14歳)の時に「啓発録」を記しました。そこには、「稚心を去る」「気を振るう」「志を立てる」「学に勉める」「交友を択ぶ」の五訓が書かれています。

中学2年生は、橋本左内の生き方に習い、これまでの自分を見つめ直し、これからの自分はどうありたいか、そのためにどうしていこうと思うか、一人一人が自分の「啓発録」を記します。

 

 

中学時代は心も身体も大きく成長していく時期。これからの自分について思う時、当院での体験がほんの少しでも彼らの力となることができれば本当に嬉しいです。


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